コンセプト

OGI塾のページへようこそ! 代表の荻原嘉一郎(おぎはら かいちろう)です。
私は、「自分軸を持って、いきいきと生きる人で満たされた社会を創ること」を目指しています。

そのために必要なことは何か?

1)自分軸をもつ
2)自分自身を受け入れる
3)相手のことを信頼する
4)他者への貢献感をもつ

私は、この中でもっとも重要なのは、1)と考えています。

自分軸とは、「人生で成し遂げたい目標・ビジョン」「志」「最も大切にしている価値観」などのことです。
これがあれば、あとは具体的な計画を立てて行動していくのみです。
(とはいえ、実行段階でも障害は多くありますのでそんなに簡単ではないです)

ところが、自分軸を明確にすること、これはなかなか難しいのです。
そのものずばりの自分軸を探そうとすると、なかなか見つからない。

その人の中に必ずあるけれど、それは「自分軸の部品」なのです。部品を組み合わせて形にですることで、「自分軸」がでてきます。

OGI塾では、対話を通じて、その人の中にある「自分軸の部品」を発掘し、その部品を組み合わせてその人の「自分軸」を構築していきます。
自分軸を構築できたら、それを人生で実現するために「行動計画」を立て、実行する段階を「伴走者」としてサポートしていくのです。

特徴

OGI塾の特徴は、「代表との1対1の対話」にあります。
「自分軸」の構築は、すべて代表との1対1の対話の中で行います。

ここで最も重要なことは、「何でも話せる”場”をつくること」です。

その上で、適切な質問を交えながら対話を行なっていきます。
ただし、一度の対話で「自分軸」が明確になるかというとそんなことはありません。
ある程度の回数、期間をかけます。それは、対話と対話の間に、ご自分考えたり行動することが
非常に大切なことだからです。行動なくして結果はでません。

もう一つの特徴は、『自律学習力』が身につくことです。
自律学習力とは、自分で立てた目標を達成することを自律的に行う力です。
自分で目標達成のための計画を立てた上で、行動を起こし、行動を振り返り・反省を行い、必要な計画修正を自ら行うのです。

以上2つのことにより、「自分軸をもっていきいきと生きる人になる」のです。

代表プロフィール

荻原嘉一郎(おぎはら かいちろう)

キャリア教育塾OGI塾代表
国家資格キャリアコンサルタント
電気通信大学非常勤講師

株式会社リクルートで26年間、システムエンジニア、プロジェクトマネジャーとして、数々のシステム企画・開発・保守などのプロジェクトを推進。
並行して、アドラー心理学を基本とするコーチングを株式会社チームフローで習得し、社会人/学生のキャリア構築の悩みの解決を実施。
中高生のうちから、人生をデザインすることの大切さに気づき、それを行うためにキャリア教育塾OGI塾を2014年10月に設立。現在は、自分軸(大切にする価値観)の発見、自律的キャリア形成の支援、高校・大学でのキャリア関連講義・講演・ワークショップの実施、大学入試(旧AO入試)対策、大学生の就職活動相談、社会人の転職相談、中高年のセカンドキャリア構築相談、不登校生支援等を行なっている。

資格:国家資格キャリアコンサルタント、株式会社チームフロー認定コーチ、高度情報処理技術者(アプリケーションエンジニア。現:システムアーキテクト)、宅地建物取引主任者試験合格

代表荻原の想い

私にとって、実家から出て早く一人立ちすること が自分の人生にとっての大きなテーマだったような気がする。だから、大学を卒業して就職する時、迷わず実家をでた。一人立ちと書いたが、これを表現する時に2つの言葉が思い浮かぶ。自立と自律である。

自立:自分の力で金を稼ぎ生計を立てること

自律:自分の人生を自分自身が主体となり、計画~実行~振り返り・修正して進めて行くこと

という定義を現在の私はしている。(就職した当時は、そこまで考えていなかった気がする)

自立は、”なんとなく” できたのだった。

バブル期、将来のキャリアとか自分らしさなどまったく考えず、給与の高さ、社員の若さ・活気、自分が鍛えられる場があるかなどを考えて会社を選択した。

入った会社(リクルート)で、一生懸命に仕事をして、結婚し、子供ができ、家を購入した。そんなことをやってる内に気づいたら、30代半ばとなっていた。。。

会社でもそれなりの実力をつけて、仕事も家庭も楽しく、”一人前のビジネスマン”という気分でいた。

これが、自立している と当時は思っていたのかな。

ただ、その頃(34、5歳の頃)、まだ”自律”はできてなかったのかな と今になると思う。

でもね。その時はそんなことまったく思いもしなかった。充実してた。

自律できてるかどうか、それは、”主体的に”人生の時間を過ごすかどうかで決まる。

そのころ(34、5歳)、私は、今思えば調子にのってたんだろう。

大した実力もないのに、いっぱしの優秀なプロジェクトマネジャー気取り。

どんなプロジェクトがきてもうまくできる と考えていた。今思うと「穴があったらはいりたい」。。。

だから、自分から何がやりたいとか言わなくてもいい と思っていた。
来たプロジェクトをうまく実行すればいい。それが私の仕事 と思っていた。

その時の上司から、”次、何がやりたい” といわれたときに、「なんでもいいです」と
言い放った。

結果、30代後半、大変なプロジェクトに投入された。役割も今まで一度もやったことのないこと。

一生懸命にやったが、結果的に身体にも心にも限界がきた。

それまでは、周りの上司、優秀なプロジェクトメンバー、その他の多くの協力者に助けられていたのだった。自分がやらなくても周りが助けてくれる”稀有”な環境にいたことに、そうでない場に行って、初めて気づいたのだった。(ただ、当時は気づかなかったなあ。ひたすら周囲のせいにしていた気がする。恥ずかしい。)

その時は、辛くて自分でどんどんドツボにはまっていき、立ち直れなかった。今は、この時の経験にとても感謝している。が、同時に周囲にとても迷惑をかけた。本当に恥ずかしい思いで一杯である。
できれば、タイムマシンでそこに戻って、もう一度やりなおしたい。
きっとその時と違い活躍できると確信している。
その時の”ふがいなさ”は、あとあとまで自分自身を傷つけ、それまでの自信を根こそぎ奪っていったのだった。

与えられた仕事、上から降ってくる仕事のみをやっていくこと。

それは、会社に自分の人生を”丸投げ”することだ。
もちろん、結果的に”与えられる仕事”をやることが多いのは間違いない。
しかし、”自分でやりたいこと”、”やりたい仕事の希望”を持った上で、与えられた仕事をやること、そして、その仕事に自分なりに意味を定めることはとても重要なことである。それは自分の人生を生きているといえる。”与えられた仕事”であっても、それは”自分の仕事”になるのである。自律した行動である。

別の言い方をする。自分自身が「自分の好きなこと・得意なこと」をしっかりアピールして、会社の要望と調整しながら仕事をとってゆく必要がある ということだ。

その仕事で何を目指すか(目的)、いつまでにどうやってゆくか(計画)を決めていかないと、自分の人生の進路を人にゆだねることになる。

そのことに40歳近くになり、気づいた。

40歳で気づくのは明らかに遅い と焦った。

そこまでに身につけたスキル、能力、人脈はもちろんある。が、目的意識をもって、計画をたてて行動してきた同期の人たちは、40代で、じぶんよりもずっと先の方にいって輝いているように見えた。

そんな時に、私はコーチングにであった。会社の研修でコーチングというコミュニケーション技術は知っていたし、研修を受けてそれなりに習得した気になっていた。が、この時に、受けた「コーチング」はまったくの”別物”であった。
会社の同期入社の人で長く一緒に仕事をしてきた仲間。彼が独立してメンタルコーチになるという。「ん?メンタルコーチ?」と感じたのをよく覚えている。
付き合いもあり、コーチングを3ヶ月ほど受けた。”自分らしい人生”に近づくきっかけをもらったと感謝している。自分が人生で大事にする価値観、ビジョンなどの一部を引き出してもらった。

それだけではない。

第一歩を踏み出す。行動を起こすことの大事さを教えてもらった。

楽しみながら、近未来の目標を立て、そこに向けた計画をたてる。行動する。うまくいかなかったら軌道修正し、また行動。この活動を数年行った。

この”繰り返し”の中から、自分が残りの人生をかけてやること を見つけたのだった。

何歳になっても、できることではある。でも、この”繰り返し”は、早ければ早い方がいいよな と率直に思ったことをよく覚えている。

それに付け加えて、独立してOGI塾をつくりたいと決定的に思った「きっかけ」があるのだ。

リクルートにおけるある若者(Aくん)との出会いだった。

Aくんは、20代前半。入社2年目にも関わらず、あるプロジェクトの立ち上げから完成までをリードし、全社優秀賞をもらった逸材だった。

私は、彼の10代のころどんなことを考えていたのかを知りたくて、話を聞きに行ったのだった。

そして、非常にびっくりすることになる。

彼は、15歳(高校に入る前だ!)の時から、自分が人生で”のしあがる”ためにどうすればいいのか?自分の好きなこと、得意なことは何なのか?を考え始めていたというのだ!

そして、おおまかな進路を決め、動き始める。大学は、ある大学のAOで受けようときめ、そのために高校時代どんなことをすればいいかも考える。

ただの目標からの逆算とは違う。

目標をたてたら、とにかく毎日苦行のようにやる人もいるが、

まったく違ったらしい。

そして、彼の真骨頂は以下にあらわれている。

・必要な行動をすぐにおこす

・人に話をきく

・自分の好きなことをやる

・違うと思ったらすぐにかえる

行動することだ。行動して、結果を形にする。そして、振り返って”軌道修正”する。

何より、話を聞きにいったその瞬間、私の目の前にいる彼は、本当に楽しそうに仕事をしていたのだった。

私は、その時に、こういう若者、こういう人をもっともっと増やしたい と強く思った。

これが独立しOGI塾を立ち上げたきっかけである。

実績

①中学生から社会人(10代〜60代)に対するキャリアに関するコーチング、カウンセリングの実施。現在まで、600名以上(中学生から社会人まで:延べ人数)のサポートを実施。
(代表的なもの)
→ 中学・高校生の進路相談、コーチング、カウンセリング
→ 大学生の就職活動相談、コーチング、カウンセリング
→ 不登校生のカウンセリング
→ 中高年のセカンドキャリア相談、コーチング、カウンセリング

②高校におけるキャリアに関する授業・講演の実施
 主に首都圏の高校50校以上で実施(2017年〜継続中)
「進路選択の考え方」「志望理由書の書き方」「面接指導」「大学入試対策」「求人票の見方」等の授業・講演の実施

③大学においてキャリアに関する授業・講演の実施
 ・愛知産業大学で経営哲学特別講座(起業についての講話)を実施(2018年)
・国立大学法人 電気通信大学(1年〜3年)のキャリア教育講義を担当(2019年〜2021年)
・国立大学法人 電気通信大学先端工学基礎課程(社会人向け)で産学連携の課題解決型演習(PBL講義)を担当(2020年〜継続中)

④「高校・大学・大学院のAO入試専門塾」にて受験サポートの実施(2018年〜2020年)
受験生への志望理由書作成支援・面接指導等300回(300時間)以上のサポートを実施

⑤その他
・茨城県守谷市の個別指導塾(城南コベッツ)の保護者会で「受験生の親の振る舞い」について講演(2014年)
・ハタモク(働く目的を考える大学生と社会人の活動)のメインファシリテーターとして日体大の学生向けワークショップ実施(2015年)
・神奈川県立桜陽高校でキャリアに関する講演実施(2015年)
・私立聖学院の高校2年生のディベートプログラムのファシリテーターとして参加(2016年)
・特定非営利活動法人ブラストビートの講師として都立蒲田高校でキャリア教育関連授業実施(2017年)
・アクセンチュア株式会社とJA(ジュニアアチーブメント)共催の中学高校向けのキャリア教育プログラムに講師として参加(2017年)
・大学生のための社会人キャリア/人生ストーリーを聴くイベントを主催(都内大学生3名と共にイベント運営)(2018年:4回)