家族とは?

「家族とは何だろうか?」「家族になるための条件は?」

というのが、最近の私のテーマの1つである。

「大人同士で、まったくの他人が”家族”のようになれるか?」ということを真剣に考えてみたいと思っている。
実は、参加している交流会で、有志何名かで今月から意見交換を開始している。

核家族化が進んだ先には、1人で死んでいく人がこれからどんどん増えてくると予測される。

民間の調査機関「ニッセイ基礎研究所」(東京)は11年、東京23区での孤独死者数と全国の人口動態統計のデータを使って、全国の65歳以上の孤独死者数の推計値を出した。「自宅で死亡し、死後2日以上経過」を「孤立死」と定義した場合、年間で2万6821人にのぼったという。
朝日新聞『孤独死、推計2.7万人 つかめぬ実態「国に定義なく」』菅原普・2018年9月18日19時51分発表

老人ホームに行けばいい という意見もあるかもしれない。
今後、老人が増えた時に、全員はいることができるのか?
とても疑問だ。

そこで、他人同士でも「家族のように」助け合う関係ができないか と考えたのだ。
もちろん、老人だけでなく、若い人、何世代かが「家族のように」なるのが理想だ。

私は、なんの検証もできていないが、家族というのは、以下の条件があればなりたつのではないかと
考えている。

1)同じ釜の飯を食べる
2)互いに率直に感情を出し合い、最終的にはそれを受け入れることができる
3)働けるものは働き、「家族」の経済が成り立つようにする
4)働けないものは労働力を提供するなど、みんなで協力する

何のことはない。普通の家族。お父さんとお母さんが働き、子供は働けないからお手伝い。
家族同士はいいたいことをいいあう。険悪な雰囲気になることもあるが、
しばらく、「生活(ご飯食べて、風呂入って、会社(学校)行って。。。)」しているうちになんとなく元に戻る。

家族っていいよね。何があっても帰ることができる場所。最後の隠れ家。
他人でも、大人になってからでも、家族になれるのだろうか?
交流会の有志で、議論を深めてみたいと考えている。