スガシカオさんの曲(夢のゴール)はいいね

結構前の曲なんですが、スガシカオさんの「夢のゴール」という曲がいい。とても好きな曲である。ほぼ毎日聴いている。彼の”言葉”に対するこだわりがとても感じられる。また、何よりも、今の時代の若者に伝えたいメッセージがこめられているのいい。

「君がなりたかった夢って何?パイロット スポーツ選手?アイドル 医者 パティシエ 声優 教師? アーティスト?デザイナー??それは職業のただの名前で 君が歩いていく道の名前じゃない」

この部分、まさに”そうだ”とうなづく一節。
私も常々思っていることを、切れ味鋭く表現してくれている。

私は、昨年キャリアコンサルタントの資格(国家資格)をとってから、自分の職業を話す時に、「キャリアカウンセラー」とか「キャリアコンサルタント」ですと最初に言っていることが多い。そこから、対象が10代〜20代の社会に出る前の若者であることを説明している。高校や大学で教えていることも付け加えたりする。

以前ほど、名刺交換の時に、相手の怪訝な表情にあうことは減ったかもしれない。

私は、自分の認識では、「キャリアカウンセラー」「キャリアコンサルタント」「高校の先生」「大学の先生」「塾の先生」のどれでもないと考えている。が、面倒なので初めてあった人には先ほど程度のことしか言わない。
多く接触し、わかってほしいと思う方々には丁寧に話をする。それでいいと思っている。

広告会社の営業部長、Webデザイナー、イタリアンレストランのシェフ、サッカー選手、大学教授、弁護士、税理士などという社会的に認知された”仕事の名前””資格名”で言われると、なんとなくわかった気になる。

しかし、それで本当にその人の仕事がわかるのか といわれると違いますよね。昔は、そこがよく理解できてなかった。
「弁護士です」「税理士です」などと挨拶されようものなら、過去の自分の記憶のデータベースから、弁護士ファイルを引っ張ってきて、こんな感じかと目の前の人の話も聞かずに勝手に納得していたと思う。

実は、「弁護士」「税理士」も私の仕事も、簡単に理解できない ということでは同じだと気がついた。

相手にじぶんの仕事内容、仕事への想いを理解してもらう。じぶんも相手の仕事内容、仕事への想いを理解する。

「その人の歩いていく道」を知る

人の数だけ、「仕事」はある。

そう感じている。

白山山頂(の写真の前)でガッツポーズ