話を聴かない人

キャリア教育塾OGI塾代表の荻原嘉一郎です。

そういう方に会うと、がっかりします。話を聴かない人です。何かこちらがいう前、もしくは一言話した直後に、「自分の視点」のみで、私のことを決めつけ語ります。
「いや、ちょっと違うんだけど。。。」と思って、色々と話してみるのですが、どうも通じない。
一度、その方の頭の中にある”パターン”に私という人間をあてはめてしまっている感じです。違うんですといっても、自分の中にある”パターン”から探そうとするのみで、私の話を理解しようとはしてくれないんですね。

こういう方との話は、早々に切り上げます。私の時間も無駄ですし、その方にとっても無駄な時間。互いに人生の時間を無駄にしたくないからです。

今はこういうことができますが、組織の中で働く場合は、そうもいかない場合も多いと思います。前職の時は、お陰様で、そのような方にはほとんど会った記憶がありませんので、私は幸せなんでしょうね。
だからこそ、私は「きちんと対話すれば、どんな争いでも解決の糸口はある」ことを信じています。

親子関係でこのようなことがあったらどうなんでしょう?

つまり、親が子供のことを決めつける。「お前はこういう人間だ」「だからこうするべきだ」ということです。子供が、「いや、私はそういう人間ではないです」「だからそれはやりたくない」といっても聴き耳を持たない親。
これは、厳しい。子供は、自立して自分で生活する力ができるまで、この親の下にいなければならない。逃げ場がないんです。

程度の差はありますが、こういう親子関係が多いように感じています。

私自身も子供に対して、そう接していた時期がありました。

子供のことをいつまでも幼児のように扱う ということと同じだと思います。これを何年も続けられて、自立するまで我慢に我慢を重ねて成人した子供がどうなるのか?

自立して大人になった方の中の多くに、自分の親との”わだかまり”が、残っている方が多いように感じます。

親子関係ってそういうもの。とか、思春期の親子は難しいよ とか よく言われますが、本当にそうなんだろうか?

私は、最近疑問に思います。

親子関係ってそんなに難かしいものではない気がしています。親子であっても人間同士。
そこには”うまく”やる方法、互いの人生を無駄にしない関係の作り方はあると私は信じています。
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