なぜ我々は志を抱いて生きるのか? 〜田坂広志先生の本を改めて読む〜
こんばんは。キャリア教育塾OGI塾代表の荻原嘉一郎です。
私は、横浜で経営者の交流会に参加しています。そこで、「私の好きな本」というお題が出て1分で発表することになりました。
私は、とても本が好きで子供の頃から本の虫(古い表現ですね)でした。1年で100冊以上は読んでいたと思います。(数えてないけど)
今も50冊くらいは読んでいます。ですので、このお題が出た時に、結構考えました。今まで歩んできた人生、その時々で出会った本。つまらないものもあれば、感銘を受けたもの、影響を受けたもの、つまらないと思ったが、あとで読み返したら面白かったもの 等々。。
あー、大学生の時はあんな本を読んでたなーとか思い出すのも楽しいものです。
その中で、一冊選んだのが、田坂広志先生の「なぜ我々は志を抱いて生きるのか?」でした。
なぜか? それは以下のようなことがあったからなんです。
この本に出会ったのは、48歳ぐらいだったと思います。一気に2時間程度で読んだことを覚えています。真剣の切っ先を喉元に突きつけられた感覚でした。一番感じたことは、「自分は人生で最も大事なものを見えないようにしていた」ということです。
「死」です。
人間は必ず死ぬこと、そしていつ死ぬかわからないこと
悔いのない人生を送らなければいけない。悔いのない人生とは何か?
田坂先生がそこで話しているように感じ、読むのが止まりませんでした。
私は、それから一年して「キャリア教育塾OGI塾」を始めました。塾生には、必ずこの本を贈呈しています。
そして、私の生きてきた道(後悔していること、人生で楽しかったこと、苦しかったこと、失敗したこと、チャレンジすればよかったと思っていることなど)を話します。
若い時から大事な人生、かけがえのない人生を悔いなく生きて欲しいからです。
大人は、自分の人生の生き様を自分の子供に限らず身近な子供達にもっと話すべきではないでしょうか?
田坂先生が語るのと同じように、いやもっとリアルに子供達に伝わるはずだと思います!