意志あるところに道は開ける
「意志あるところに道は開ける」(Where there's a will, there's a way.)
この言葉、ビリギャルの坪田先生の言葉だと思ってました。そのようなことも知らず、実に恥ずかしい。
アメリカ大統領リンカーンの言葉だったんですね。
さて、日々、受験生・就職活動をしている大学生と接していて、この言葉の通りだなと感じることが多い。
どういうことか?
「意志がないやつはだめ。あるやつがうまくいっている」ということを言いたいのではない。
最初に会った時には、「意志」がない人でも、ある時から見違えるよう、自分の意志を語るようになる。
そして、道を開いていくのだ。
触れ合った学生たちすべてがそうだったわけではない。今でも心苦しさを感じることがある。
なぜなら、その学生たちの、こころの奥にある「意志」を目に見える形にできなかったのは、自分の責任だと思っているからである。
必ず、あるということを信じて接している。
もちろん、私でなく、別の方、別の場で、自分の道を見つけてくれれば、それでいいのだが。。。
相手の興味に寄り添い、少しでも夢を語ったら、それを全身で信じ抜く。
その子の中にあるものは、「断片的」であることが多い。だから自分でも自分のことを信じられない。
それを一緒に組み立てていく。
日々、全力でそれだけを行なっている。
私がコーチングを学んだ師匠(チームフロー(現イノベイティア)の平本あきお氏)もこう言っている。
「素人のコーチは「答えは、本人の中にある」と信じる。プロのコーチは「素材は、本人の中にある」と信じる。素人コーチは「相手の中に、答えを見つけようとして」、なかなか見つからないと四苦八苦。プロコーチは臨場体験から引き出されたさまざまな「素材」を紡いで一緒に「答えをを創りだそう」とする」