自分で学習するチカラ

この間、サッカーをやっている高校生と話をした。”うまくなりたい”という気持ちを強く感じた。

”今の課題は”と聞くと、”足を速くしたい” と言っていた。
”そのためにどんなことやってるの” と聞くと、

”どうやればいいのかよくわからないので、 なんとなく10km走っている”とのこと。

”えっ!何も調べてないの”と思った。

正解とか間違っているということではなく、 自分なりの考えがそこにはないのに、びっくりした。

1)ぐぐったり(Google検索)してネット上での情報をあつめる
2)書籍などで必要な知識を入手
3)知り合いをたどって実際に会ったり、メールなどで連絡して   追加の知識を獲得

・・・・ こんな感じで調べれば、それなりに情報は集まってくる。

特に1)なんて 今のこどもたちはみんなスマホもっているからすぐできるから やっているはず と勝手に思っていました。

1)や2)だけでもそれなりに情報は集まる。

本当に”うまくなりたい”のであれば、やるんじゃないの と思ったのだが。。。

私が高校生や大学生とよく話すようになって4年ほどたつ。

これは私の印象かもしれないが、「自分で能動的に調べない」 子どもが増えているような気がしている。

人から”与えられる”知識””考え方”をしっかり覚えることを学習だと 思ってしまっているのだろうか。。

”知りたい”という好奇心が何かの理由でしぼんでしまっている のだろうか。。。

だとしたら、非常に心配だ。

”学習”とは、”自分自身が主体になって学ぶこと”

人から教えてもらうにせよ、自分からその先生のところにとりにいくイメージだ。
(だから、私の定義だと、”自律学習”や”自分で学習するチカラ”というと 二重に形容することになっているのだが、わかりやすさを考え、両方とも使っている)

"自分で学習する力" これがないと自分の目の前にでてくる新しいことに対応できない。 私は、この”力”こそ、10代のうちに身につけてる必須の力と考えている。

まだまだ、”小さな波”にすぎないが、日本を変えてゆくためがんばっています!