理系文系、志望校を決める前にしておくべきことがある。それは何か?(続編)
キャリア教育塾OGI塾代表の荻原嘉一郎です。
昨日の続きです。
高校1年もしくは2年で以下を決めると思います。
1)理系・文系を決める
2)志望校を決める
さて、これらを決める前にしておくべきこととは何でしょうか?
私が考えるのは、ただ1つです。
それは、「なんのために生きるのか?」を考えてほしいのです。高校時代だからこそ考えてほしい。部活、友人との遊びに忙しい中で、面倒くさいと思うかもしれない。でも少しでもいい。考えてほしいのです。
私は、高校時代に考えました。哲学の本もたくさん読みました。もちろん、答えなどでません。でもそれでいいのです。それを考えたから、そのあとの人生のために的確な選択ができたのかと言えば、多分そんなこともないでしょう。でもそれでいいと私は思います。
「答えがはっきり分かり得ない問題について、考え続ける姿勢をとること」
がとっても重要なんです。
社会に出ると、そういうことは山ほどありますし、そもそも、「なんのために生きるのか?」「この自分の限られた人生、何をして生きるのか?」は、自分という存在にとって、もっとも基本的、根源的な問いだからです。考え続けなければいけない。
そして、仮にでも一旦は答えを出さなければいけないのです。仮でいいんですが、一旦決めることは重要です。
決めることで次の行動に移れます。
私は、「理系or文系」の選択の意味がわからなかった。周りでは数学得意だから、好きだから理系。国語苦手だから理系といった選択をしているケースもかなり聞きました。逆もまた然りで、数学苦手だから文系も多かった。
そもそも、理系・文系の選択は、高校の都合にすぎません。
ですから、次の行動は、「志望校を決める」ことになるはずです。
その決め方は、「なんのために生きるのか?」を考えたあとの人にとっては、偏差値で決めるような安直な決め方にはなり得ないはずです。
※アメブロにて、19歳向けに書いているブログがあります。そちらも機会あればみてください。