久しぶりに面接を受ける

普段は、”面接指導”もしている。

”面接指導”という言葉自体好きではないので、”面接官になりきる練習台”と自分では思っている。

高校受験をする中学生、大学受験をする高校生、就職面接をする高校生・大学生に対してだ。

”なりきる”ことにはこだわりたいので、面接官の学校(企業)のことをしっかりと事前に調べる。

先生についても調べる。写真はもとより、公開されている業績、ブログなども見る。全員というわけにもいかないので、面接官として1人選ぶ。

その人になりきれているかどうかはわからないが、こういった準備をしておくと、模擬面接の現場で自然にふるまえる。

ふと、こんなこと聞いてみようかという質問もでてくる。

ただ、毎回このようにできるか というとそんなこともない。志望校・会社が決まっていない場合もあるのだ。

こういった時は、有効な練習にはなってないかな と不安になる。

ところで、昨年、ある大学のキャリア教育教員募集に応募した。本当に久しぶりに自分が面接を受ける側となった。

緊張した。それ以上になにか”居心地”が悪かった。いつも”面接する側”だったからなのか?

そして、質問されたことに対して、結構とんちんかんな答えが口からでてしまって、自分でびっくりしてしまった。

しかし、終わった後、とても新鮮な気持ちだった。自分が緊張したり、質問にどぎまぎしたことがとても新鮮に感じたのだ。

「あー、そうだ」

面接から帰る道々で思った。

効果的な”指導”をするには、”指導される”ことが必要なんだなと。

コーチングを学び始めたころ、師匠である平本あきおさん、宮越大樹さんが言っていたこと。

コーチングを上達したければ、コーチングをたくさん受けることだと。(もちろん、それだけじゃないですよ)

うんうん、納得。

※ちなみに、合格しました!