感じたままに表現できるか?
こんばんは。キャリア教育塾OGI塾代表の荻原嘉一郎です。
私は、今、演劇を学んでいます。
そこで、しきりに言われること。「感じたままに表現して!声に出してみて!」
出ないんです。声が。
まわりは自分だけではなく、同じく学んでいる仲間がいます。
「こんなこと言ったら、どう思われるだろう?」
頭の中では、どうもそんなことを考えている。
それで、言葉が出ない。
演劇の先生は言います。
「自分が感じて表現したことに正しいも間違いもないのよ。
誰もそれに対して、それは違っているなんて言えないの」
頭ではわかる。
素直に言葉が出るまで、もう少し時間かかりそうだ。
思えば、いままで人生を過ごして来た中で、”自分が感じて表現したこと”
に、「それは違う。間違いだ」と直接・間接を問わず言われることが多かった気が
する。それにとどまらず、「間違いだから、修正しろ」という心理的圧迫感ともいうもの
を感じたことがどれだけあっただろうか。
「自分が感じたままを表現すること」
これができるようになること(元々赤ちゃんの時はできていたはず)が
将来の夢を描く、志を立てるときに、必須のことと思います。
そうでないと、なんか窮屈な、人から借りて来たような夢、志しか
描けない。
子供たちは、今、自由に表現できるようになっているんだろうか?
我々大人は真剣に考える必要がある。