私の話も聴いて欲しい
私は、自分の話をしっかりと聴いてもらうととても幸せな気分になる。
きっと、相手もそう感じるだろうと思うから、私はしっかりと相手の話を聴く。
話、いやそこにこめられた”気持ち”かもしれない。
しっかりと聴くためには、相手の話に興味を持つことが大前提となると考えている。
どうしても興味がわかないことの場合は、聴くことができないことになるが、そのようなことはめったにない。相手が楽しそうに話していると、どうしてそんなに楽しいのか それを知りたくなるからである。ニコニコ笑っている人の話はずっと聴いていたい。
唯一嫌なのが、誰かの悪口や愚痴である。
こういったものは、適当なところで切り上げるか、そういった内容のことは聴きたくないことをやんわりと伝える。今まで、それが言えずにたっぷりと聴かされた後に、自分で落ち込むことを多く体験した。それが嫌だから今はそうしている。
こちらが話を始めた時に、いきなり遮られることがとても多くある。
ただ、本人は自分が話を遮っているとは思っていないだろう。
例えば、こんな感じ。
Aさん:トップガンマーヴェリック見たんだけど、すごく面白かった。わくわくしたよ。
Bさん:へー。トップガンもいいけど、日本人なら「永遠の0」だろう。これはね、・・・・・(続く)
話が変わってしまった。
もう少しマシなのだと。。
Aさん:トップガンマーヴェリック見たんだけど、すごく面白かった。わくわくしたよ。
Bさん:へー。おれもみたよ。前作のトップガンもマーヴェリック見る前に見たんだよ。その時の・・・・・(続く)
これだと、とりあえずテーマは関係しているが、Bさんが自分の話をしだしてしまった。Aさんの伝えたかったことがわからない。
まあ、テーマが変わってなければ、Bさんが話した後に、Aさんが「ここがワクワクしたポイントだ」みたいに話すことができるかもしれない。
ただ、相手の話を聴いてしまうタイプの人だとそのまま、Bさんの話題が続くことになるかもしれない。
仕事柄もあるが、私はこんなふうに聴くことが多い。
Aさん:トップガンマーヴェリック見たんだけど、すごく面白かった。わくわくしたよ。
Bさん:へー。どんなところが面白かったの、詳しく聴かせてよ。
まあ、これが絶対的に良いとはいえないかもしれんが、私自身は自分の話に対してこう返してくれるととてもうれしいことは確かである。
写真は、私の敬愛するテーラーの方。この方と話をすると元気をいただける。